ICT教育についてICT Education
LCA では、従来の Society4.0(情報社会)から Society5.0(創造社会)へと移り変わる時代の過渡期において、教育の現場における ICT 機器の活用は子どもたちが適切に情報リテラシーを身に付けながら、効果的な学習をうけるために必要不可欠であると考えています。
ICT の活用は、読み書き計算といった基礎学力を、より個別最適化(一人ひとりの理解力や個性に応じて最適化された次世代型学習スタイル)を実現し、様々な個性の子どもたちが協働的に学ぶ場面をより効果的に創出することの一助となります。 ICT機器の活用によって、LCA は時代の最先端をいく教育を目指すとともに、子どもたちの Well-being(幸せ)といった教育の最も根幹となる学習環境の提供をより確かなものにするための全く新しい取り組みをしています。
そのために、子どもたちを指導する立場である LCA の教員も資格取得によるスキルアップにも熱心に取り組んでいます。
外国人・日本人合わせて 12 名以上の Google 認定教員、ロイロ認定テ ィーチャー、MetaMoji Classroom 先生たちがそれぞれの強みを活かし、大胆に ICT 機器を用いて、GIGA スクール構想のさらに先をいく教育活動を日々展開しています。
また校内に民間 IT 企業出身の GIGA スクールサポーターを専属で配置し、日々の操作トラブルや学習サポートを支える体制を設けることで、ICT 機器と向き合う子どもたちを全力でサポートしています。
iPad
LCA では一人1台の iPad を活用し、情報リテラシーと情報モラル、そしてコミュニケーションを大切にした教育を進めています。 iPad は子どもたちの個別学習・協働学習を実現するためのものであり、いつでもどこでも学びにアクセスするためのツールです。 これからは情報通信機器を使いこなし、学びの幅を広げ、様々な知識を深め、人とのコミュニケーションを自在に行っていく力の育成が求められています。児童が安全に必要なリソースにアクセスできるよう、iPadにはフィルタリングソフトを適用し、セキュリティ対策を施していま す。 LCA は、こうした iPad の活用を通して、次世代で活躍するのに必要な力を身につけた子どもたちの育成を図ります。
Hybrid Class
LCA では、新型コロナウイルス感染症対策等、様々な事情で学校に来られない子どものためにオンライン授業を実施しています。 教室後方に設置したカメラで教室の様子を映し出し、リモートから参加する子どもたちとの双方向のやり取りを実現しています。 物理な空間にとらわれずに、デジタルノートアプリを活用してテキストやワークシートを子どもの iPad に配布、 iPad 上で回収・採点・返却 し、児童がどこにいても学習を継続できます。 このように、デジタル機器を最大限に活用することで、学校で授業を受けるのみならず、遠隔地で授業を受けることを選択肢として可能にしたハイブリッド授業を実現しています。
Student Experience の向上
LCA では子どもたちの学習状況、iPad の活用状況、成績、毎月のWell-being アンケート、毎月の授業への感想など、教育活動の中で生じる様々なデータを統合して、今の子どもたちの状況を把握する取り組みを行っています。 これまでバラバラとなっていた教育活動のデータをデジタルの活用で一元化し分析することで、教育の質の向上に努めています。LCA は子どもたちが Well-being な人生を送る力を身につけるために何ができるかを教員一同で考えます。様々なデータを活用して、その実現のための方途を模索し、あらゆる試みを行っています。
LCAのICT教育について、ご質問や関心がある方は、お気軽にictsupport@lca.ed.jpまでお問い合わせください。