教科の特徴Subject
LCA は文科省に認められた一条校であり、世界で活躍する日本人を育てることを目標に日本の学習指導要領を外国人が英語で授業を行う形式をとります。
英語English
1年生は、教科としての「英語」が週に5時間あります。リーディングや文法、単語を学び、作文の練習もします。2年生以上は週5時間です。 4年生以上は、不定詞、動名詞、関係代名詞などおなじみの英文法を独自の教材を使い、外国人教師から英語だけで学習します。 高学年ではスピーチやディスカッションに力を入れています。
特徴① LCA の英語イマージョン
LCA は英語イマージョンの学校ですが、それでも英語に浸しておくだけで正しい英語を身につく訳ではありません。
そのため LCAで開発したメトロラーニングという教材で、メトロノームのリズムに合わせて歌を覚えるように英語の文章を学んでいくので、全員が基本的な会話力を自然に身につけることができます。
1年生から6年生までの英会話力の成長は、スピーチコンテストの動画でご覧いただくことができます。
特徴② 外国人教師が英文法を教える
日本人が英語を使いこなすために必要な最小限の文法もきちんと学びます。
例えば主語+動詞+目的語の並べ方、疑問文の作り方などです。
外国人教師にとって、日本人が納得できるように英文法を指導することは意外に難しいものですが、LCAで独自に開発した教材を使うことで楽しく効果的に文法の授業をすることができます。
特徴③ ゼロイングリッシュにも対応
入学時に英語経験がほとんどない児童は、一番易しいクラスで基本から学習します。
全く英語経験がない児童のためにはイングリッシュスピーカーの日本人教師が指導する ESL クラスも用意しており、必要に応じて取り出し授業をします。
国語Japanese
基本的に文部科学省の検定済教科書を使って指導しますが、当校では初めて読む文章を理解する力をつけるために、1年生から読解力を高めるための副教材を使って、論理的に理解する力をつけています。 また、作文指導は学園長著の『親子でつくる見たこと作文』のメソッドを使い、誰でも表現を楽しめる作文指導をしています。保護者向けに作文講座も開いており、家庭の力も借りながら作文力を磨いています。 高学年では中学受験用の教材も取り入れ、長文の読解力をつけます。 また全学年を通して、日本や世界の古典に親しむ機会を設け、日本人の感じ方や考え方を他の国と比較できる力を育てるとともに、日本人としての誇りももてるように指導しています。
算数Mathematics
1~3年生は、外国人教師が検定済教科書の英訳本を使い、日本の指導法のよさを取り入れながら指導しています。英語で指導するので、内容がしっかり理解できているかを心配する声もありますが、日本人教師も定期的に授業に入って定着度を確認しています。特に、かけ算九九や図形に関わる言葉は、日本語での定着に向けて繰り返して日本人教師も指導します。 英語と日本語のテストを実施し、内容の定着を確かめています。4年生以上は日本人教師が算数指導をしますが、中学受験に対応できる基礎力をつけるために受験用の教材も使用しています。 4~6年生では習熟度別グループで丁寧に指導しています。
理科Science
自然現象や科学的な法則を知ることで、疑問をもったり、好奇心をもったりして、調べたり試したりすることができる子を育てます。 日本の理科の教科書とともにアメリカのカリキュラムや指導法も取り入れながら探求型の指導をしています。1~2年生は、生活科として日本のカリキュラムを外国人教師が英語で指導しています。
社会Social Studies
3年生は、日本の社会の教科書の中でも外国人が指導しやすい単元を英語で指導しています。外国人教師の指導ならではの世界に目を向けた内容も行われています。4年生以上は日本人教師が、日本の地理や歴史、政治の各分野を教えます。 国際学校として、特に「日本や世界の国々はどのようにして現在に至ったのかを国際人の立場で知る。」また「世界で何が起きているかを知り、問題意識を持つ。」また、世界の中で自分の個性を生かして役に立つ場所を知ることにも力を入れています。1~2年生は生活科として日本のカリキュラムを英訳し、外国人が指導しています。
音楽Music
外国人教師が日本のカリキュラムを参考にしながら独自のカリキュラムを作成し指導しています。日本人として知っておくべき歌や音楽も指導しています。英語の歌はもちろん、世界各地の歌を指導することもあります。 1年間の学びの集大成として、ミュージカルやコーラスを発表する機会「パフォーマンスデイ」を設けており、歌やダンスを楽しむ情操教育の大きな役割を担っています。歌やダンスを多く発表しますが、どれも子ども達が楽しく練習し、発表しています。 国家「君が代」も指導しています。
体育Physical Education
日本流の体育を外国人教師が学び、日本人の補佐のもと指導しています。日本の体育学習は生涯体育につながる価値があるものと考え、日本型の指導を基本にしています。日本らしい競技とともに国際小学校らしい国際色豊かな種目も取り入れたスポーツデイ(運動会)も実施しています。
家庭科Home Economics
LCAの授業の中で一番微笑ましい教科です。運針や味噌汁作りなどを外国人教師が指導するからです。玉結びを教える指導でできていないのは教師だけということもあります。 味噌汁作りではグループに分かれ、家庭の味噌汁の作り方を発表し、子ども達が選んだ家庭の味噌汁を皆でつくります。教師はファシリテーターに徹します。
道徳Moral Education
日本の教科書を英訳して指導しています。また、児童の日々の生活が道徳の良い教材であると考えているので、日々の問題をとらえ、相手の気持ちを考えたり気持ちをうけとめるとはどういうことかを考えたりします。
様々な出身国の外国人教師たちが指導するため、海外の道徳にも触れることができます。