LCA国際小学校

Special Activity特別な取り組み

LCAサテライトスクール2022 シーズン3(12/11~12/16)

2022年度サテライトスクール

LCAから発信する学びに対する新たな取り組み、「サテライトスクール2022 シーズン3」が12/11〜12/16に行われました。

 

​【サテライトスクールとは】

家族で地方に暮らしに行く。本物の経験を地方でしながら、都会の授業はタブレットで受講。

ICT教育の最先端を行くLCAだから実現できる、新しい、学校のカタチ。

都会の学校に通うだけではできなかった、地方の学校や地域の方々との繋がり。

地方の自然や文化の中に、家族で暮らすことで育まれる、Well-being。

英語教育の実践の中で大切にしてきた、LCAの「幸せを育む学校」という教育哲学を体現するのが、サテライトスクールです。

通常の学校期間中に参加者を募集し、家族で地方に暮らしに行きます。子どもたちは普段の教室の授業をオンラインで受講し、保護者の方々はリモートワーク。放課後の時間や特別授業では、その地域の自然や文化から学ぶプログラムを親子で体験します。

「家族で地方に暮らす」ことで、都会と地方、それぞれの価値を再認識し、世界を広げます。

いつもと違う時間の流れの中で、子どもも大人も、家庭も先生も一緒になって経験する地方での学びの数々。地域の方々や学校との交流を通して、「第二の故郷」と呼べるほどの絆が生まれていきます。

 

2022年度シーズン3では、児童12名を含めた総勢36名が参加。

5泊6日の活動の様子をご紹介します。

 

【1日目】

・JAL特別プログラム(徳島阿波おどり空港

徳島阿波おどり空港では、日本航空株式会社(JAL)による特別プログラムが行われました。

今回は滑走路に入ったり、コンテナの荷物を積む体験をしたり、かなり盛りだくさんなプログラムになりました。

今回で3度目となるJALさんとの連携プログラム。

初めて参加した子も、3回目の子も、それぞれに驚きと発見があったようです。

滑走路から見る飛行機の離陸は迫力満点!

初日から普段ではできない体験をして、子どもたちのテンションは一気に上がります。

飛行機のお見送りの後はコンテナに荷物を積む体験。

親子対抗でコンテナからコンテナに全ての荷物を移動させて奇麗に積む作業を何分間で終わらせられるかを競いました。

隙間があったり荷物が斜めになっていたりすると破損の原因になるので、コンテナ内には荷物がぎっしりと荷物が詰め込まれます。

体験で使用したのは中身が入っていない、いもつに見立てた空のダンボール。おうちの人もヘロヘロです。

これをJALの職員さんは常日頃から行っていると思うと、もっと感謝して飛行機に乗らないといけないなと思いました。

 

・防災学習プログラム(徳島県立南部防災館

空港でのプログラムが終わった後は、それぞれの家庭ごとにレンタカーで移動。

徳島阿波おどり空港からおよそ2時間かけて海陽町に向かいます。

徳島県には都会では見られない豊かな自然が沢山あり、移動の最中も観光を楽しむことができるので、2時間なんてあっという間!

すぐにまぜの丘オートキャンプ場にある徳島県立南部防災館に到着しました!

 

ここでは館長さんから防災について学びました。

地域で過ごす際には、その地域のルールを知ることが重要です。また、危険が起こった際にどう動けばいいかを知っておくことは、普段の生活においてもとても大切です。

どの地域においても、近い将来に来る可能性が高いと言われている大地震。子どもたちは真剣な表情でお話を聞いていました。

大きな地震は一定のスパンで起きているため、必ずまたやってくること。

パパママに頼るだけではなく、自分の命を守るためには自分で行動しなくてはならないこと。自分のことを自分でできることは、パパやママの命を守ることに繋がる。

これは常日頃から意識していきたいですね。

大切なお話を聞かせていただきありがとうございました。

 

夜はペンションししくいさんのご厚意で花火を見せていただきました!

海上に打ちあがる冬の花火を見て子どもたちも保護者の方々も大興奮。

サテライトスクールに初めて参加する保護者の方はここまで緊張していた様子が見られましたが、花火を見ながら話をする中で少しだけ打ち解けた様子が見られました。

これから6日間でみんなの絆はさらに深まっていくのでしょうか。

 

【2日目】

・体験漁業

この日は希望者を対象に、朝の5:30から体験漁業に参加しました。

漁師さんが乗る船に混ぜてもらって漁業の体験。まだ外が真っ暗な中、船に乗り込んで出港しました。

暗い中で、始まった漁。次第に空が明るくなり、船上でみる日の出の美しさにも感動。

漁師さんに混じって大敷網を引っ張る体験もさせていただきました。

目の前で水揚げされる魚に、子どもも大人も大興奮。

この日の漁では、アジ、ブリなどたくさんの魚と、サメやエイ、なんと9匹ものカジキマグロも!

「なんて豊かな海」と、海陽町の自然の恵みに感動しました。

そして、ここまで本格的な漁業に参加させて頂けたことに、感動。教科書やテレビでは絶対に得られないリアルな体験で、子どもにも大人にも、多くの気づきと学びがありました。

 

・オンライン授業

サテライトスクール中は毎日LCAが出店しているサテライトオフィス、城山荘に集まってオンライン授業を受けます。

一日の予定を確認したら、子どもたちはそれぞれタブレット端末で神奈川の自分の教室に繋ぎ、ホームルームと授業に参加。

保護者はリモートワークをしたり、買い出しに出かけたりして、それぞれ過ごします。

LCAでは普段からタブレットを授業で活用しており、子どもたちもオンライン授業に慣れているのでここはとてもスムーズ。

引率教員も対応します。

また、徳島県から神奈川県のLCAにオンライン授業も行いました。

学校の教室に設置されているカメラで教室の子どもたちの様子を確認しながら、学習アプリケーションを駆使して資料を配布したり、ノートをみたり。

子どもたちは遠く離れていても、いつもの授業と同じように、子どもたちは発言したり、ノートに書いたりすることができます。

モニターに映る先生の顔に最初こそびっくりはしていましたが、授業が進んでいくうちに、普段の授業と同じようになって授業が終わりました。

 

休み時間は歩いてすぐの場所にある海岸で遊びました。

短い休み時間でもすぐそこは、海!

波に濡れても「休み時間に濡れるなんて最高!」と笑顔になって楽しみました。

・釣り体験

午後は現地での特別活動!

今回は参加者が自分でアクティビティを選択して参加する形にしてみました。

2日目に希望が多かったのは宍喰漁港の方々のご協力で実現した、釣り体験。

漁協の方々に教えてもらって自分で竿や餌を準備します。

釣り糸を通すのが大変でしたが、1年生も自分の力で準備をしました。

ついやってあげたくなりましたが、時間がかかっても子ども自身の力でやり遂げることで、自身の成功体験が積み上げられていきます。

大変なことでも「やりたい!」という気持ちが、後押しします。

準備ができたらいよいよスタート!

海に糸を垂らして、親子でゆっくりと語り合いながら魚がかかるのを待ちます。

暖かい日差しの中、ゆったりとした穏やかな時間が流れて、みんなの気持ちがほっこりした体験でした。

のんびり待っていたらアジの群れが回遊してきたのか、次々にヒット!

無事に参加者全員が魚を釣ることができました!

釣った魚は保護者の方のお申し出で、その場で捌いてくれました。

魚は一匹も残すことなく、最終日に美味しくいただきます。

 

同じ時間帯に、サーフィン体験に参加したご家庭もいました。

12月ですが、天気がとても良かったので寒さを感じず、とても楽しめたそうです。

初めてのサーフィンにもかかわらず、子どもたちはみんな板の上に立って波に乗ることができたとのこと。

「最高!!!」とみんな満面の笑みでした。

【3日目】

・牡蠣の仕分け体験(株式会社リブル

この日も午前中はオンライン授業を受け、午後は株式会社リブル様の協力の元、牡蠣に関するアクティビティを行いました。

牡蠣といえば、6月のサテライトスクールで「種苗生産拠点」を見学させていただきました。

その際に牡蠣の赤ちゃんを見せてもらいましたが、今回の仕分け体験では、その時の牡蠣が大きくなった姿を見ることができました。

美しい海で養殖されているリブルの牡蠣。

その牡蠣の重さを手作業で量り、サイズごとの仕分けを体験させていただきました。

6月のサテライトに参加していた子どもたちは「こんなに大きくなったの!?」と驚きながら、競うように楽しんで取り組んで、あっという間に仕分け作業を終わらせていました。

この牡蠣は最終日に食べましたが、信じられないほど美味しくて、「どこで買えるんですか!?」と真剣な顔で聞く保護者もいました。

 

・牡蠣の貝殻Art

牡蠣の貝殻を使ったArtも体験させていただきました。

牡蠣の貝殻は、平らな部分とお椀のようになった部分の2種類があります。

自分が好きな形の貝殻を選び、それを使ってペンダントを作りました。

選んだ貝殻に絵を描いたり、キラキラなビーズを入れてレジン液で固めたりして飾りつけをして、

世界に一つだけの牡蠣ペンダントを完成させました!

一生の宝物ができましたね!

・阿波踊り体験

夜は地域の方に教わって阿波踊り体験をしました。

男性と女性で動きが違う阿波踊り。

意外と筋力が必要な動きにびっくりしながら、みんなで踊り方を練習しました。

最後は子どもたちも保護者も一緒に、みんなで円になって踊りました。

地域の方々とも交流し、徐々に保護者同士の仲も深まってきて、仲間としての感覚が生まれてきました。

【4日目】

この日は拠点を牟岐町のモラスコ牟岐に移動して活動しました。

目の前に海が広がる素晴らしいロケーションで受けるオンライン授業は、心がゆったりする気がしました。

正観寺

午前中は2種類のアクティビティに参加しました。

まず訪れたのは、華厳宗 不動山正観寺。

スリランカキャンディ市の仏歯寺から分骨された仏舎利と九輪が安置されているというお寺で、副住職からお話を伺いました。

前半はお寺の中でお話を聞き、後半はお寺の中にある「八大地獄」に行きました。

この八大地獄、撮影が禁止されているほど衝撃的なスポットで、中にはリアルな地獄の様子や鬼の様子を表現したジオラマがあり、照明なども相まって恐ろしい雰囲気を醸し出していました。

怖くて入るのをやめた子もいるほどで、私も改めて自分の行いを反省しなければと思いました。

観光スポットとしても全国的に有名なので、気になる方は調べてみてください。

 

・ジビエ体験

6月にもお世話になった猟師の家形さんに森の中の猟場を案内していただきながら、ジビエを通した命の授業をしていただきました。

動物の命と対等に向き合うために、猟銃などは使わずに罠だけで猟を行う家形さん。

野生動物の痕跡の見つけ方や、実際に使っている罠を探しながら森を歩きます。

子どもたちにとっては野生動物は可愛いものですが、そこで生活をしている人たちにとっては獣害被害は深刻な問題。

子どもたちの質問にも一つ一つ丁寧に答えてもらいながら進んでいると…

鹿が、罠にかかっていました。

実際に鹿が罠にかかっているのを見て衝撃を受けた子どもたち。

「いま、どんな気持ち?」という問いかけに、「かわいそう、、、」と、戸惑いや言葉に表せないような感情で揺れる子どもたちの心を汲み取りながら、丁寧な言葉と優しい表情で対話をしてくれる家形さん。教室では学べない、けれども大切な「命の学び」がそこにありました。

 

帰り道、「なんて言っていいか、複雑な気持ちで、上手く話せないけど、とにかく感謝して食べようって、そう思う。」と、呟くように話した高学年の子の言葉が、印象的でした。

 

・オンライン授業

昼食はモラスコ牟岐の目の前の海岸で食べ、

休み時間は学年関係なくみんなで思いっきり遊びました。

 

サテライトスクールの良いところの1つに、異学年の交流があります。

交流の時間も長く、同じ感動を共有している子どもたちなので、学年関係なくあっという間に仲良くなる子どもたち。

学校に戻ってからも一緒に遊ぶ子も多く、学校での生活がより楽しくなっているようです。

 

遊んだ後はしっかりとオンライン授業。

最高のロケーションで、真剣に授業を受けました。

勉強するときはしっかり勉強し、活動するときは全力で活動する。

これが実現出来るのは、普段から、いつでもオンラインでも授業ができるように授業や教材を工夫している先生たちの努力があります。

コロナ禍において高まったICT教育の授業スキルを、コロナだけに止めず、より子どもたちにとって実りのあるものを実現させる。

 

サテライトスクールはLCA国際小学校の全ての教員の思いと力の結晶です。

 

また、海陽町教育委員会のご協力で、グローバル教育チームのEnglish Teacherたちも協力してくださっています。

英語の環境下で普段の学校生活を送っているLCAの子どもたちにとって、こうして地元に暮らすEnglish Techerたちと英語で会話できることは、英語力のみならず、国際理解においても非常に貴重な体験です。色々な人に支えられていることを強く感じました。

夜は希望者で地元の方々に混じって文化会館で開かれた狂言も鑑賞しにいきました。

【5日目】

轟神社の参拝

サテライトスクールで毎回訪れている轟神社。

轟神社の参拝は、総代の永原レキさんが案内してくれました。

これまでは午後に轟神社を訪れていましたが、今回は午前中に訪れることに。

険しい階段を上って轟神社に無事到着。

手を合わせて水の神様にご挨拶。

「いつもありがとうございます」

そこからさらに歩いていき、辿り着いた御神体である轟の滝では…

なんと、2本の虹がかかっていました。

レキさんのお話では、2本の虹は水・光・空気の澄み具合など、色々な条件が揃わないと見られないそうです。

なんとも神秘的な光景に、みなが心を奪われました。

まるでこの滝にいらっしゃる水の神様が、LCAの子どもたちと保護者を歓迎してくれているような光景。

時間も忘れて立ち尽くしました。

・藍染(Hi-Color Handworks

午後は選択制のアクティビティ。

藍染グループは庄司拓也さんが営む藍染体験工房「Hi-COLOR handworks」に移動。

今回は保護者の方も一緒にTシャツ染めにチャレンジしました。

大きな瓶の中に入っている藍染液に、白いTシャツを入れて染めていきます。

これまでは人数と時間の関係で子どもたちだけでしたが、保護者の方々からも「いつか一緒にやってみたい」というご希望をいただいていていたので、今回は念願の親子体験となりました。

無農薬で種から自家栽培した藍による、日本古来の灰汁醗酵建ての藍染液。藍と、全国で最も水が綺麗な川36本の一つ海部川の水のみで染める藍染は、素手で染めることができます。

家族で「どんな風に染まったかな?」とワクワクしながら引き上げてみると…

親子でも色合いが異なる、個性豊かな作品となりました!

液に漬けた時間や模様をつけるためにTシャツを輪ゴムで留めた場所が違うので、同じ柄のものは1つもありません。

世界に1つしかない、素敵な藍染Tシャツができました。

青く染まった「藍染職人の手」も子どもたちの自慢です。

 

・農家体験

農家体験グループは、安全・美味しい・健康をテーマに、漢方生薬こだわり抜いて栽培した特別なお米「漢方栽培米」を作っている山田孝治さんの農家に行きました。

 

今回はトラクター体験・漢方米を炊く・お餅つき・しめ縄作りと、体験が盛りだくさん!

いくら時間があっても足りないほどです!

最初に子どもたちがお餅をついて、お母さんたちが仕上げ作業。

完成したお餅にを食べやすい大きさにカットしてあんこを入れていきます。

その間に炊いていたお米もおにぎりにして、みんなでお昼ご飯!

自分たちで作ったお餅とおにぎりは絶品で、普段は少食な子も今日だけは沢山食べました。

そのあとは山田さんが実際に使っているトラクターを子どもたちも大人も全員が運転させてもらったり、

しめ縄作りの体験をしたりしました。

他にもSUPを体験した家族もいました。

海陽町に何度も訪れる中で、やりたいことがどんどんと広がってきます。

次は何をしようか楽しみです!

 

・交流活動 POP ENGLISH

放課後は海陽町教育委員会のグローバル教育チームが開催している、POP ENGLISHのイベントに参加しました。

地域の小学生・中学生・高校生があつまる”Christmas Party”の日で、English Teacherたちと共に楽しみました。

普段の学校では英語で過ごしているLCAの子どもたち。

English Teacherの英語をすぐに翻訳する様子に、海陽町の子たちから拍手をいただきました。

そのあとは年齢関係なく、みんなで遊んで交流をしました。

交流を通して、子どもたちは直ぐに仲良くなっていきます。

友だちができることで、その地域への思い、が生まれます。

家族旅行や林間学校とは違う、サテライトスクールだからこそ育まれる「〇〇さんがいる場所」という思いが、その地域を「第二の故郷」にしていきます。

 

【6日目】

そして迎えた最終日。

最後は災害時にも使える、研いだお米と飲料水を袋に入れて煮るだけでできる、ハイゼックス炊飯を体験しました。

袋に水とお米を入れて煮る炊飯なんて知らなかった子どもたちはびっくり!

ペアを作って

「水の量、大丈夫?」

「空気抜かないと爆発するってよ!」

などと声を掛け合いながら活動しました。

また、使うお皿も新聞紙で手作りしました。

適当に作るとご飯がこぼれてしまうので、子どもたちの表情は真剣そのものです。

子どもたちがご飯作りをしている間に、保護者の皆さんが集まって作戦会議。

これまでの活動の中でお世話になった、漢方米、ジビエのお肉、釣った魚、他にも地元の野菜などをどのように調理するかを話し合います。

いただいた食材を、無駄なくどう使い、どう扱うのか。

「お米一粒も無駄にしない」「美味しく楽しく、を大切に」「感謝の気持ちを味わう」

様々な意見が素敵にまとまりながら、役割分担が決まっていきました。

5泊6日で保護者同士の絆も深まり、最高のチームワークでのカレー作り。

釣った魚は唐揚げにしたり、シーズン2でお世話になった田中宗豊さんにご寄贈いただいたホーリーバジルティーは子どもたちでも飲めるようにチャイにしたり、どうやったら子どもたちが美味しく沢山食べられるかを話し合いながら調理を進めるお母さんたち。

サテライトスクール初参加の方も含めてみんなが一丸となって協力していました。

そして最高のカレーが完成!

味はもちろん絶品。

子どもたちは無我夢中で「おいしい!!」「最高!!!」と食らいつきます。

甘口のルーを使っていますが、海陽町の様々な食材を使っているため、大人が食べても最高に美味しいサテライトカレーが出来上がりました。

これにはお父さんたちもニッコリ。

牡蠣の仕分け体験でお世話になったリブルの方たちにもカレーを振る舞わせていただきました。みんな見事に一粒残らずいただきました!

最後にサテライトスクールの思い出を振り返り、解散しました。

あっという間に過ぎ去った6日間。

バイバイをするのが名残惜しくて、海陽町に延泊する家庭も沢山ありました。

普通の旅行や子どもたちだけの学校行事ではなく、色々な家庭が親子で参加するサテライトスクールだからこそ、親子同士、家庭同士の絆が深まります。

そして地域に入って生活をするからこそ、その地域やそこに住む人たちに対する思いが芽生えます。

学校の枠を超え、地域の枠を超え、絆を結んでいくサテライトスクール。

2023年度は、この絆がさらに広がり、深まっていくように、活動を広げていきたいと思います。

最高の6日間を、ありがとうございました。

 

【ご挨拶】(LCA国際小学校参与/学校イノベーション推進統括 今井洋介)

サテライトスクールを発足させてから1年。昨年度末の2022年1月に先ずは4家庭にご参加いただくことでスタートしたこのプロジェクトですが、多くの方々にご賛同をいただきながら倍増をたどり、今年度は3シーズンを合わせると、のべ50家庭、142名の方々にご参加いただくことができました。

 

受け入れてくださった徳島県海陽町ならびに牟岐町のみなさまに、この場を借りて深く感謝申し上げます。

子どもたち、保護者の方々、そして教員たちにとっても、海陽町は「かけがえのない大切な町」で、まさに「第二の故郷」となっています。

 

次年度に向けては、ありがたいことに他県の地域様からもお声がけいただいており、徳島県海陽町からスタートしたLCAサテライトスクールは、益々学びのフィールドを広げていくことが叶いそうです。

 

子どもたち、ご家庭、地域の方々と結んだ絆が、何よりの宝です。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

【主催・連携企業】

・LCA国際小学校 株式会社エデューレエルシーエー

文部科学省指定 国際教育特区教育課程特例校

学習指導要領に則りながら英語で授業を行う、日本初の株式会社立小学校。

EDURE LCAから日本の教育を変える!

本社:神奈川県相模原市緑区橋本台3-7-1

代表取締役学園長:山口 紀生

企業サイト:https://lca.edure.co.jp/

 

・一般社団法人 ミライの学校

「子どもたちにもデュアルという選択肢を」

「ミライの学校」とは、デュアルスクールに参加したい親子と地域のプラットフォームです。

本社:徳島県海部郡美波町日和佐浦114

代表理事:高畑 拓弥

企業サイト:https://miragaku.or.jp/

 

【協力企業・教育機関】

・日本航空 株式会社

「世界で一番選ばれ、愛されるエアライングループへ」

JALは日本に生まれ、日本に育てていただいた航空会社です。

その感謝の気持ちと決意を胸に、これからも日本の翼として、日本と世界の空をつなぎ続けていきます。

本社:東京都品川区東品川二丁目4番11号 野村不動産天王洲ビル

代表取締役社長執行役員:赤坂 祐二

企業サイト:https://www.jal.com/ja/

 

・徳島県海陽町教育委員会

所在地:徳島県海部郡海陽町四方原字杉谷73

公式サイト:https://www.town.kaiyo.lg.jp/soshiki/kyoiku/

 

・一般社団法人 Disport

地方創生から日本創生を。

地域資源を活かした仕事づくり・ひとづくりを通し、日本人が誇り挑戦できる未来を創造する。

本社:徳島県海部郡海陽町奥浦町内200 ピアかいふ内

代表理事:高畑 拓弥

企業サイト:https://www.disport-j.com/

 

・株式会社 あわえ

地方と都市のステキをつなぐ地方創生カンパニー。

日本の地方をもっと元気に、地方の力で日本を元気に。

本社:徳島県海部郡美波町日和佐浦114

代表取締役:吉田 基晴

企業サイト:https://awae.co.jp/

 

・株式会社 リブル

地元漁師さんらとも協働しながら、「世界一おもしろい水産業へ」をコンセプトに、

今までに無かった水産業を作るべく、様々なチャレンジをしています。

本社:徳島県海部郡海陽町宍喰浦字那佐337番地55

代表取締役:早川 尚吾、岩本 健輔

企業サイト:https://reblue-k.com/

 

・合同会社 みつぐるま

400年以上に渡り継承されてきた轟神社秋例大祭の存続や、

神社はじめ周辺環境の保善改善活動を継続することを目的に立ち上げた合同会社です。

本社:徳島県海部郡海陽町奥浦字町内200

代表:永原 礫、岩本 健輔

企業サイト:https://mitsuguruma.jp/

 

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