LCA国際小学校

SchoolNowスクールNow

「Special Events」を開催しました -オリンピアン、世界チャンプたちが子どもに直接指導!―

行事・イベント

9月に全学年を対象にしてLCAスペシャルイベントを開催しました。

オリンピック選手や世界チャンピオンなど、各ジャンルのスペシャリストをお招きして行われ、登校している子は直接指導を受け、感染対策で自宅にいる子はオンラインで指導を受けました。

今回は一通りのイベント内容と子どもたちの様子をご紹介させていただきます。

 

【フリースタイルフットボール(世界2位のフリースタイルフットボーラー YO氏)】

フリースタイルフットボールを体験しました。

YOさんの指導の下、まずはタオルとペットボトル、その後はボールを使ってフリースタイルをやってみました。

最初はボールを落としてしまっていましたが、徐々にコツをつかんできたのか首や背中にボールを乗せられるようになりました。

後半では「できた!」というテーマの話をしていただきました。

少しずつ「できた!」を積み重ねて夢に近づけることや、今はまだ見えないものでも「できた!」を積み重ねていくと、いつの間にか見えるようになっているといった話です。

大人が聞いてても思わず感動してしまうような内容だったので、子どもたちの中にも残っていることでしょう。

 

【サッカー(元Jリーガー 黄誠秀選手)】

元Jリーガーにサッカーで挑みました。

黄さんにボールの扱い方やドリブルの方法などを教えてもらいましたが、今回はそれだけではありません。

元Jリーガーのお二人に挑戦してみたい子どもたちがチームを組んで、2人 vs 10数人で試合を行いました。

元Jリーガーと対戦できる機会なんてなかなか体験することはできませんね。

この貴重な機会を活かそうと、子どもたちは持てる力を振り絞って全力でアタックしました。

後半は夢の話をしていただきました。

黄さんの生まれの話や夢を叶えるまでの話を聞いた子どもたち。

子ども達が大好きなサッカーで最前線を走っていた方の夢の話ということで、いつも以上に真剣な表情で聞いていました。

 

【ブラインドサッカー(増田周平選手・内田佳選手)】

ブラインドサッカーの体験をしました。

増田さんと内田さんから先日行われたパラリンピックについて聞き、目隠しをしてボールを正確に蹴る内田さんの様子を見て、子どもたちは興味津々に。

子どもたちもアイマスクをつけて準備体操やボールのシュートなどをしてみました。

目が見えない中でボールをゴールに入れるには周りの補助が必要不可欠。

お友だちの声やゴールを叩く音を頼りに、ボールを蹴る方向を定めていました。

最後はチームで何回ゴールを決められるか競ったので子どもたちは大盛り上がり!

楽しみながら目が見えない感覚を経験することが出来ました。

 

【ハードル(ロンドン五輪陸上 舘野哲也選手)】

走り方のレクチャーを受けました。

最初に館野さんのハードル跳びを見せていただいて、一気に惹きつけられた子どもたち。

まずは20メートル走やけんけん、幅跳びで今の記録を計りました。

その後、館野さんから速く走るコツや姿勢について話を聞き、何度も繰り返し練習。

何度も練習して疲れながらも、少しずつ変わっていく自分の走り方にワクワクしていました。

最後に改めて記録測定!

最初の記録よりもレベルアップした子が沢山いました。

これからP.E.の授業でも走る機会は沢山あるので、今回学んだ走るコツを忘れないようにしてくださいね。

 

 

【リレー(アテネ五輪陸上 伊藤友広選手)】

低学年の子どもたちが2日間かけてリレーの体験をしました。

1日目はリレーのために心を合わせることについて学びました。

数人グループで声を出さずに同じタイミングで拍手をするにはどうすればいいか?

伊藤さんから与えられた課題に対して、1・2年生の子どもたちは真剣に話し合って考えます。

拍手のタイミングがズレてしまう子も沢山いましたが、そんな時はその子を責めるのではなく一緒に考える。

みんなで話し合いを沢山して力を合わせることで、個人はチームになり、一人ひとりの力がもっと大きくなるということを体験しました。

オリンピックの映像を見たり伊藤さんのお話を聞いたりもしました。

当日はとても天気が良くて暑かったのですが、子どもたちが飽きないように途中でクイズを入れたり、実際のオリンピックの時のユニフォームを見せていただいたりして、子どもたちは興味津々で話を聞いていました。

そして2日目。

この日は実際にチームでSports Dayのようにリレーを行いました。

1日目の心を合わせる体験が生きている場面が多々見られ、1日目には拍手を失敗してしまったお友だちを責めてしまっていた子も、このリレーではチームのために頑張るんだと言って一生懸命に走っていました。

チームメイトを応援する声も沢山出て、他の学年の子どもたちは

「楽しそう!私たちもやりたい!」

と言っていたほどでした。

 

感染対策のため例年に比べて校外学習や外で体を動かしにくくなっていた低学年の子どもたちだったので、思いっきり活動が出来てとても楽しそうにしていました。

 

【ラグビー(元ラグビー日本代表 斉藤祐也選手)】

ラグビーを通してチームワークを学びました。

子どもたちが主体になって学んでほしいということで、教員はアドバイスをしないようにと話があったうえで行われた今回のラグビー。

ラグビーボールを上に投げて上手にキャッチしたり、学年の子どもたちを半分ずつチームに分けてロープを持ってだるまさんがころんだをしたり。

もちろん最初はボールを落としたりチームのみんなで転んだりしてしまいましたが、お友だち同士でどうすれば上手くいくかを相談していました。

後半は5人チームになって実際に試合をしました。

他のチームを見ながら作戦を考え、実際に試合に臨みます。

もちろんラグビーも楽しみましたが、それ以上にチームワークや協力の大切さを学びました。

 

【マジックショー(ストリートマジック世界チャンピオン 紙磨呂氏)】

世界チャンピオンのマジックを鑑賞しました。

真っ赤な衣装に白塗りの非日常的な出で立ちで現れた紙磨呂さん。

子どもたちはその姿と雰囲気に一気に引き込まれ、不思議なマジックを体験しました。

見るだけではなく子どもたちが参加できるマジックも用意してくださっていて、アシスタントに選ばれた子たちは大喜びしていました。

低学年の子どもたちにはパントマイムの指導も行ってくださいました。ロープを引っ張り合うパントマイムを2人一組で!

見るだけではなく体験できるマジックショーに子どもたちも大満足の様子でした。

 

【シタール鑑賞(シタール演奏家 SeITARo/二川征太郎氏)】

シタールの鑑賞会を行いました。

シタールは北インド発祥の弦楽器。

リラックスできる不思議な音色で子どもたちの疲れを癒します。

SeITARoさんが子どもたちに「横になって聴いていいよ」と伝えたことで子どもたちの緊張感は一気にほぐれ、イベントで溜まった疲れを取る癒しの時間が始まりました。

中には寝てしまう子もいて、とてもリラックス出来たようです。

 

【ヨーガ(ヨーガインストラクター Mee/二川美絵氏)】

オンラインでヨーガの体験を行いました。

SeITARoさんのシタール演奏で身も心もリラックスできた子どもたちは、そのまま続けてヨーガに挑戦。

今回ご指導いただいた二川美絵さんは普段も沢山レッスンをされているそうで、ヨーガに初めて触れる子どもたちでも分かるように説明してくださいました。

オンラインの子や車椅子を使っている子も活動に参加できるような内容になっていたため、全員が体を伸ばすことが出来ました。

 

【文化理解(元Fortnum&Mason Tea Master 飯白福人氏)】

オンライン中継を交えながら、お茶をテーマにした文化体験を行いました。

講師の飯白さんは、川越市でお茶専門店を営むお茶師。海外のお茶会社での経験を交えながら、お茶の歴史や種類、なぜお茶師を目指したのかなどを子どもたちにレクチャーしました。

日本が世界で一番お茶を飲んでいるかと思いきや・・・実は別の国が世界1位のお茶消費国だったなど、日本で身近にあるお茶の秘密や魅力を知ることができました。

続いて、飯白さんが特別に用意してくださった日本茶、ウーロン茶、紅茶を試飲。自分がお茶師になった気持ちで、どのお茶が身近な人に合うのかを考え、ipadでまとめました。

お茶が大好きな子どもが飯白さんに質問する場面も。みんなお茶の世界を再発見し、その味や歴史、魅力を楽しむことができました。

 

Archives

Category

ページトップへ戻る