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【特別インタビュー】LCA卒業生がFin Swimming WorldCupでメダルを獲得しました | LCA elementary

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【特別インタビュー】LCA卒業生がFin Swimming WorldCupでメダルを獲得しました

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LCA国際小学校の卒業生で現在中学3年生の篠原未来さんが、このほどフィンスイミングの日本代表選手に選出され、9月3・4日、タイ・プーケットで行われたフィンスイミングのワールドカップに出場、400Mサーフィスで銅メダル、4×100mサーフィスリレーで銀メダルに輝きました。

詳しくは下記ページをご覧ください。

Finswimming World Cup 2022【卒業生が世界大会で銀メダルと銅メダルを獲得しました】

 

そしてこのほど、本校に訪問し、校内のオンライン中継で在校生へメッセージを送ってくれました。

また参与の今井洋介先生とのインタビューを実施。ワールドカップでの様子やLCAでの思い出などを話してくれました。その様子をご紹介します。

 

フィンスイミング篠原未来さん  特別インタビュー

聞き手:LCA国際小学校 参与 今井洋介

フィンスイミングは「イルカになったようなスポーツ」

今井:フィンスイミングのワールドカップでの銅メダルと銀メダルの獲得、本当におめでとうございます!

篠原:ありがとうございます!

今井:今回は特別インタビューということで、フィンスイミングのことやLCAでの思い出などをインタビューしていこうと思います。まずはフィンスイミングを始めたきっかけを教えてください。

篠原:2歳から競泳を始めて、小学校入学までに選手コースへ入ることができ、小学校3年生まで続けていました。とある大会で競泳の先輩がフィンの競技に出場していて、その姿を見て「やりたいな」と思ったことがきっかけです。そこで競泳からフィンへの転向を決意しました。

今井:フィンの面白さや魅力を教えてください。

篠原:イルカみたいに泳ぐことができることです。普通に泳ぐことと体感が全く違って、フィンをつけて泳ぐと素足で泳ぎたくなくなるぐらいです。スピードや体に波を受ける感覚も全く違って、まるで人魚になったようになります。

今井:今回のワールドカップの感想を聞かせてください。

篠原:初出場となった今回のワールドカップが初めての海外遠征となったんですが、緊張と不安が一番大きかったです。「友達ができるかな」「食事は大丈夫かな」といった不安がありました。タイのプーケットに5日間滞在したのですが、プーケットも初めて訪れた場所で、競技場も生活する場所も全て初めて体験するものでした。

今井:タイではどんな生活でしたか。

篠原:英語を使う機会が多かったのですが、看板などの表示がほとんどタイ語でよくわからなかったことも多かったです。

今井:他の国の選手とはコミュニケーションをとれたのですか?

篠原:英語を使って友達を作ることができました。

タイで英語を駆使して友達づくり

今井:どうやって友達を作ったのですか?

篠原:競技の同じ組で泳いだ人たちとまずは「お疲れさま」と自分から声かけすることから始めました。その後一緒に写真を撮ったりして、つながりが生まれていきました。

今井:ちょっと緊張しませんでしたか?

篠原:緊張しました。自分の英語が通じるかな…とか。でも思い切って話しかけてみました。

今井:話しかけてよかったですか?

篠原:いろんなつながりができてよかったです。競技として海外へ行くのはもちろん、他の国の友達や仲間と出会うことができました。

今井:友達ができた時のエピソードを聞かせてください。

篠原:私のチームの他の選手たちは英語が苦手で、友達を作ることが難しそうだったんですが、そんな時に私を頼ってくれて、まるで通訳のような役割をしたりしました。

今井:英語はLCAで学んだことが役に立ちましたか?

篠原:LCAへは、英語ゼロの状態で5年生の時に編入したのですが、そこから英語力を身につけていったことが本当に役に立ちました。

今井:LCAへの編入は冒険だったのでは?

篠原:友達ができるかも不安だったし、全部が英語だったので、本当に冒険でした。

今井:もともとチャレンジすることが好き?

篠原:全然です(笑)。むしろインドア派です(笑)。

今井:でも振り返るとずっとチャレンジを続けてきていますね。その秘訣は?

篠原:今自分のいる場所だけで終わらせてはいけないという気持ちがあって、ふと気がついたらチャレンジしていますね。

友達とのコミュニケーションと英語力の向上がLCAでできた

今井:LCAでの2年間の学校生活はどんなものでしたか。

篠原:友達がみんな優しかったです。あたたかく見守ってくれたし、英語も話せるようになりました。友達とのコミュニケーションが一番大きい2年間でした。

今井:本当に頑張っていましたよね。

篠原:はい、自分でも「頑張った!」と胸を張って言えると思います!

今井:LCAでの思い出を教えてください。

篠原:とても楽しかったです。でも6年生のスピーチコンテストが大変で、どんなことを話せばいいのか悩みましたね。ここでも友達と一緒に乗り越えることができました。

今井:そういった経験を通して自信は付いていった?

篠原:自信になりましたし、英語力も向上することもできました。LCAへ来る前には「英語」というワード自体が自分の中に無くて、「英語って何だろう」という状態でしたね。

今井:LCAの在校生たちにメッセージを送ってください。

篠原:自分の好きなことをぜひやってください。親に言われてとかではなく、自分で好きになったものをやってほしいです。

今井:これからの目標は何ですか?

篠原:大学生になったら、学生選手権に出て代表になって優勝できるようになりたいです。あとフィンスイミングをたくさんの人に知ってほしいですね。

今井:フィンスイミングもイルカになれるような素敵な競技だと思いますので、オリンピックの公式種目になれるといいですね。これからも応援しています!おめでとうございました!

篠原:ありがとうございました!

LCA国際小学校は今後も篠原未来さんを応援していきます!

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