プロランナー神野大地選手による PE Special Lessons (体育特別授業)が行われました

2019.05.15スクールライフ

5月14日、プロランナーの神野大地選手がLCAへ来校し、「PE Special Lessons（体育特別授業）」としてG5とG6の子どもたちに走り方を教えて頂きました。

神野大地選手は大学3年生の時に箱根駅伝往路5区へ出場し、区間新記録を樹立。“３代目山の神”として駅伝ファンに親しまれたアスリートです。現在は東京オリンピックのマラソン競技への出場を目指す一方で、講演会活動や子どもたちへの指導などで「走る楽しさ」や「夢の大切さ」を教える活動も行っています。

神野大地オフィシャルサイト

この日は、0.01 SPRINT PROJECT の伊藤友広さんが昨年に続いて講師を担当、また同じプロジェクトメンバーでもある秋本真吾さんにも参加していただきました。

オリンピック代表選手からリレーを学ぶ（G6～G3：PE Special Lesson 2018.5.22）

＜アセンブリー編＞

朝には全児童に向けてのAssemblyに神野選手が参加。

神野選手がご自身の駅伝とマラソンの経験から、人生において大切なことを沢山お話してくださいました。

神野選手が一番最初にお話しされたのは「半歩先の目標」を持つこと。

「最初から大きな目標を立てることもいいけれど、目先にある無理のない小さな目標も大切にしてほしい」

「小さな目標を一つ一つ達成していくことで、いつか大きな目標を達成することにつながる」

学校のテストの点数で考えても、いきなり100点を取ろうとすると勉強に疲れたり嫌になったりしてしまいますよね。

前回よりもいい点数を取るという「半歩先の目標」を毎回繰り返すことで、いつか100点を取るという大きな目標を達成できるのかもしれません。

私自身もこのお話を聞いて、無理なく今自分ができる目標を大切にしようと心に決めました。

また、駅伝をしていた神野選手がマラソンに「チャレンジ」したことから、

「新しいことにチャレンジするのは大変だけど、してみたいことがあったらどんどん挑んだ方がいい」

「挑戦してうまくいかなくても、それは『失敗』ではなく自分の『経験』になる」

とお話してくださいました。

小学校と中学校では野球をしていて、小学校では50m走は9秒台だったと語った神野選手。

そんな彼が駅伝とマラソンに「チャレンジ」して素晴らしい結果を残すまでには、失敗を恐れない挑戦と沢山の努力があったことでしょう。

子ども達も感じるものがあったのか、とても真剣な表情でお話を聞いていました。

神野選手のお話から一貫して伝わってきたのは、常に「努力」と「挑戦」をし続けてここまで来られたということでした。

そしてその「努力」と「挑戦」は今もなお続いていて、そのひとつが今年の夏に行われる東京オリンピックの代表を決めるレースだそうです。

最後に「LCAの皆さんは神野大地を応援してくださいね！」と笑顔でお話されていましたが、もちろん全力で応援させていただきます！

＜レッスン編＞

授業では実際に子ども達に走り方の指導をしてくださいました。

今回はG5の実際の様子を記したいと思います。

まずは、走るうえでも大切なバランス感覚を鍛える練習です。

目をつぶって片足で立てるかな？・・立ててるかな？やはりいきなりは、難しいようです。

次はレベルアップ！片足でダッシュ！

神野選手も一緒に片足ダッシュ！

次は速く走るために歩幅を意識しながら大股で走ってみました！・・・・あれ？そんなに早くない？

実は歩幅より足の回転数が大切と教えて頂きました。いざ実践！

神野選手はやはり早い！そのスピードにみな驚きの表情でした。

最後はスタートの姿勢を教えてもらいました。

Sportsday（運動会）も近づいてきているので今日の貴重な経験を活かせるといいですね！

今回、子ども達は神野大地選手から沢山の大切なことを学びました。

走り方を直接教えていただけたのも貴重な経験になりました。

今回のレッスンで興味を持った子は、これから頑張れば「第4の山の神」になれるかも？

やってみたいことには全力でチャレンジしてみましょう。

今回の様子はスポーツニッポン様とサンケイスポーツ様でも記事として取り上げられていますので、併せてご覧ください。

またYahoo!ニュースにも掲載して頂いております。

神野大地選手公式twitterでは神野選手からのコメントをいただいています。

神野大地選手、貴重なお時間を使って子ども達に素晴らしい経験を与えていただき、本当にありがとうございました。