今日のアッセンブリー by 西村校長
今朝、アッセンブリー(全校朝礼)が行われました。今回は西村校長先生のお話でした。
西村校長先生は、毎回その月の季節について、日本の昔から伝わる行事や旬のものなどに関するお話をしてくださいます。
今回は梅雨に見られる美しい自然についてのお話です。
6月になると水のきれいな場所で見られる蛍。
最近では数が減ってきましたが、本校がある相模原市は自然が豊かなため、蛍が見られる場所が沢山あります。
その『蛍』の漢字は、『むし』と『かがりび』が組み合わさって出来ました。
旧字の『螢』では、美しく輝いている様子を表すために『かがりび』が使われています。
現在では火の形は省略されることが多くなりましたが、漢字の成り立ちを知っているとその意味がよくわかりますね。
『梅雨』という言葉の中に『梅』という漢字が含まれているように、この季節になるとスーパーでも緑色の梅の実が見られるようになります。
これ知ってる?と聞くと、子ども達は「見たことある!」「梅干しを作るやつだ!」と元気よく答えてくれました。
他にもこの季節には、あゆ・さくらんぼ・トマト・スルメイカなどの美味しい食べ物や、紫陽花・花菖蒲・くちなし・蛍袋などの美しい花があります。
紫陽花はヨーロッパの印象が強くありますが、実は原産地は日本です。学校の近くの相模原北公園にも多くの紫陽花が咲いています。
日本全国にあじさい寺が多くあるのも、昔から日本人に親しまれてきた日本の花だからなのです。
校長先生のアセンブリーでは、身近にある日本らしさや日本の美しさを知ることができます。
LCAは英語教育だけでなく、日本人らしさも育んでいます。
子ども達には、日本人の心とグローバルな意識、どちらも大切にしながら大きく成長してほしいですね。
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